【ポケモンBDSP・感想】ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド の殿堂入り時点の感想

ゲーム

前置き

Nintendo Switchソフト「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド」を殿堂入りまでクリアしました。
ゲームとしてはまだ続きがありますが、一旦の区切りは通過したので本作の感想を書きたいと思います。
感想を書く筆者は、ポケモンシリーズは殆どプレイ済み(ウルトラサン・ウルトラムーンのみ未プレイ)のポケモン好きです。

なお、本作は今後のアップデートによりシステムが追加される可能性がありますので、あくまで当ブログ執筆時点の感想であることをご了承お願いいたします。
また、当記事では「ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール」を省略して「BDSP」と記載します。

本作はどんな人にオススメか?

これは完全に私の感想でしかありませんが、本作は原作である「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」を今風に遊びやすくしたものではなく、原作の雰囲気を現代の技術を使って再現した作品のように感じました。
そのため、現代の最新ゲームと比べるとシステム面では不親切さが感じられますし、グラフィックも現代のゲームと比べると個性的すぎるかなと思います。

そのようなことから、本作は「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」を懐かしめる人には面白いかもしれませんが、最新ゲームだと思って遊ぶとガッカリするかなと思います(ポケモンファンでない人であれば尚更)。

以下には私が考える、どのような人にオススメか、逆に、どのような人にはオススメしづらいかを列挙します。

こんな人にオススメのゲームです
  • ニンテンドーDSの「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」を遊んでいて、それを懐かしみながら楽しみたい人。
  • とにかくポケットモンスターシリーズが好きな人。
  • 本作を一緒に遊べる友達が身近にいる人。

こんな人にはオススメしづらいゲームです
  • 本作からポケットモンスターを始めようとしている人。
    (今ポケモンを遊ぶなら、ソード・シールドの方が現代風なので遥かに遊びやすい)。
  • 何でもいいので面白いゲームを探している人。
    (原作が15年前の作品であり、本作はリメイクとはいえ原作を再現していることが多く、遊びづらさがあると思う)。

次に、私が思う「良かった点」「気になった点」について詳しく記載していきます。

良かった点

原作(ダイヤモンド・パール)を遊んでいると懐かしいと思える

本作は、原作をかなり忠実に再現しようとしていると感じました。リメイクなのでストーリーやテキストを再現することはもちろんなのですが、グラフィック面でもそのことを強く感じられます。

例えば、次の画像は本作のトレーナー戦の1場面です。

この画像だけ見ると、背景に何も無いことや、キャラクターのポーズに違和感があり、「安っぽい言ゲーム」だと思われるかもしれませんが、これは原作を再現した場面です。
原作では次の画像のとおりでした。

2枚の画像を比較していただくと、BDSPでは原作を再現しようとしていることを感じていただけると思います。
このように、原作を遊んでいれば「懐かしい」と思える場面が次々にあります。

気になった点

マップの移動操作に難あり

原作は2Dであり、マップではマス目を移動するタイプのRPGでした。
それが本作BDSPでは、移動は360度自由に動けるようになりましたが、障害物の配置が原作のまま「マス目」的であり、障害物に引っかかることが多くストレスでした。

原作のマス目を移動するタイプのRPGとは、図を使って説明すると次の通りです。

原作の移動のイメージ

この画像の例で左上から左下に移動したい場合、赤矢印の通り「下、右、右、下、下、…」と入力すると1マスずつ進んでいくことができ、もし通路がキャラクターと同じ幅しか無くても何ら問題なく移動できました。

本作のBDSPではマス目は廃止され、360度自由に移動することが出来ます。
しかしマップに置かれている障害物は原作のまま「マス目」的に置かれており、もしキャラクターと障害物の隙間が同じ幅の場合、まっすぐ左右または上下を入力しないと、障害物に引っかかってしまい移動がとても遅くなります。

本作の移動のイメージ

 
実際のゲーム画像をお見せすると次の通りです。

このように、キャラクター分の幅しか無い道を通ることが多くあり、その都度よく障害物に引っかかります。

移動方法は変更されたもの、障害物の置かれ方がそれに合わせて変更されておらず、移動に関するストレスを感じることが多かったです。

戦闘の難易度が高い

これは私の運が悪すぎたのかもしれませんが、過去のポケモンシリーズと比べて敵が賢くなりすぎだと感じました。

例えば、敵ポケモンが混乱技を使える場合、まず混乱させてきて、自由に行動できない間に次々攻撃を繰り返されることが多かったです。
そこまで理不尽なことではなくても、「おにび」で弱体化させられ、「ちいさくなる」で強化され、そこから「バトンタッチ」でアタッカーを出させるなど、通信対戦かと思うような戦い方をコンピュータがしてきます。

私はポケモンの技の効果を把握しているので敵の賢さに驚くくらいでしたが、ポケモンの技の効果を把握していない人がこんなことをされると「よく分からないけど敵がメチャクチャ強い」と感じるのではと思います。

まとめ

今回は「ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンドを殿堂入りまでクリアした時点の感想」について記載しました。

これは余談程度に記載しますが、当記事の目的は「ソード・シールド」との比較ではないのでその部分は割愛させていただきました。
しかし「今一番システムが充実しているポケモンを遊びたい」ということでしたら「ソード・シールド」の方をオススメできるかなと思います。

なお私は大のポケモン好きなので、ソード・シールドがオススメと言いつつも、引き続きブリリアントダイヤモンドを遊ぶ予定です。

この記事が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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