前置き
2024年10月31日に任天堂公式の音楽アプリ「Nintendo Music」が配信されました。
このアプリはとても素晴らしいと思っているのですが、この前日に配信されたポケモンカードのアプリ「Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)」の話題性が強すぎて陰に隠れてしまった感があります(ちなみにポケポケも良いアプリです)。
そんなNintendo Musicのことを少しでも多くの人に知ってもらいたく、今回ブログで紹介します。
基本情報
Nintendo Musicは任天堂が配信している音楽アプリです。
公式サイトはこちらです。ダウンロードリンクも同じページにあります。
公式の紹介映像も載せます。
ダウンロードは無料ですが、サービスの利用には「Nintendo Switch Online」に加入している必要があります。これはNintendo Switchでオンラインサービスを受けるためのものと同じなので、既に契約中でしたら追加費用なくアプリを利用できます。
配信されている音楽は任天堂のゲーム音楽に限られますが、現時点でも任天堂の有名タイトルの音楽が配信されています。Nintendo Switch Onlineに加入しているようなゲーム好きであれば満足いくラインナップになっていると思います。
Nintendo Musicの特に素晴らしい3つのポイント
各曲のイメージに合った画像やプレイリストが予め登録されている
Nintendo Musicで配信されている曲には、その曲に合った画像が1つ1つ登録されています。
例えばポケモンSVの曲の場合、下図のように各曲に画像が登録されています。
これは地味に思えるかもしれませんが、画像を眺めているだけで名場面を思い出すことができるので、そのゲームを遊んだことがある人にとっては音楽を聴く以外の楽しめる要素にもなっています。
また、プレイリストもあらかじめ用意されています。
こちらも例えばポケモンSVの場合、下図のようにプレイリストが登録されています。
プレイリストは想像以上に数が多く、中には「こういう発想があるのか」と思えるプレイリストもあり、プレイリストを眺めているだけでも楽しめるものになっています。
ゲームミュージック好き待望の機能「ながさチェンジ」
ゲームミュージックは、ゲーム中は途切れることなくループ再生されるものが多いです。
しかし一般的なサウンドトラックになると、延々とループすることができず、大体2ループくらいで終わってしまいます。
「サウンドトラックでもゲーム中と同じように何ループも聴きたい」という要望に応える機能が「ながさチェンジ」です。
この機能を使うと、通常の音楽の長さの他に、15分、30分、60分の長さを選択することができ、選択した長さだけその曲がループさせることができます(なお「ながさチェンジ」は一部の楽曲にのみ対応)。
例えば「星のカービィ」の曲「CASTLE LOLOLO」は通常1分14秒の曲です。
これを「ながさチェンジ」を使うことで、15分や30分などの時間で、ゲームと同じようにループさせることができます。
お気に入りの曲を長時間途切れることなく聞くことができる、ゲームミュージック好きの需要をよく理解した機能だと思いました。
音楽のダウンロードができるので、通信量を気にせず音楽を聴くことができる
音楽アプリを使う際に気になる点の1つは通信量だと思います。
本アプリの詳細な通信量は測ってはいませんが、スマートフォンの低速モードでは音楽を全く再生できないほどなので、少なくはないと思います。
しかし本アプリには音楽のダウンロード機能があるので、Wi-Fi環境でダウンロードさえしておけば大きな通信は不要で、安心して音楽を聴くことができます。
なお、ダウンロードした音楽は、先ほど紹介した「ながさチェンジ」も使えます。
総合的な感想とまとめ
今回は「Nintendo Music」を紹介しました。
配信されているゲームミュージックは幅広く、「マリオカート8DX」や「あつまれどうぶつの森」など大ヒットゲームの曲も収録されていますので、あまりゲームをしない人でも聞いたことがある曲が配信されていると思います。
Nintendo Musicは本当に素晴らしいアプリだと思っているので、ゲームミュージック好きの人だけでなく、今までゲームミュージックを意識して聴いたことがなかった人にも、もし興味を持ったなら使ってみてもらえると嬉しく思います。
この紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
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