アイキャッチ画像は https://www.nintendo.com/jp/switch/a9qea/products/soft.html より引用
前置き
Nintendo Switchソフト「超おどる メイド イン ワリオ」(以下「本作」と記載)を紹介します。
- 体感ゲームが好きな人
- 友達や家族と笑って楽しめるゲームを探している人
- ボリュームが少なくても面白ければOKな人
製品情報
項目 | 内容 | コメント |
ゲーム名 | 超おどる メイド イン ワリオ | |
ハードウェア | Nintendo Switch | |
ジャンル | アクション | |
プレイ人数 | 1~4 | ストーリーモードは1~2人 パーティモードは2~4人 |
公式HP | こちら |
ゲーム説明
概要
本作はゲームボーイアドバンスから続く「メイド イン ワリオ」シリーズの作品です。少し踏み込んだ紹介をすると、シリーズの中でもWiiで発売された「おどる メイド イン ワリオ」の続編的作品です。
(以下、「おどる メイド イン ワリオ」と「超おどる メイド イン ワリオ」を合わせて「おどる」シリーズと呼びます。)
「メイド イン ワリオ」シリーズは、ランダムで出題される最短5秒のプチゲームをミスしないよう次々遊び、一定数クリアすると登場するボスステージをクリアすることが目的のゲームです。
その中でも「おどる」シリーズは体感型ゲームになっていて、プチゲームは全て体全体を動かして遊ぶものになっています。
「おどる」シリーズは遊んでいる人を含めて見た方が面白さが伝わると思いますので、下記動画などを参考いただければと思います。
プレイ人数は、本作のメインモードであるストーリーモードは1~2人、パーティモードは2~4人です。
なお3人や4人で遊ぶ場合でも、Joy-Conは2セット(左右×2個)あれば遊べます。
下に引用している公式サイトの説明でも少しややこしいのですが、「コントローラーが1セット」と書かれているものと「コントローラーが1個」と書かれているものがあるのがポイントです。
オススメポイント
瞬間で最高に楽しめる
メイドインワリオシリーズは最短5秒のプチゲームを次々クリアするゲームですが、それぞれのプチゲームがたった5秒で楽しめるものなので、ゲームを開始してすぐテンションが高まる内容になっています。
昨今は、ボリュームが多くてそれに伴って面白くなるまで時間が掛かるゲームが増えている印象ですが、本作はそれとは正反対で、短時間で本作最高の楽しさを体感させてくれます。
短時間で楽しめるゲームを求めている人にオススメできる作品です。
楽しみながら軽い運動と脳トレになる
本作のゲームの流れは、ステージを選択した後、
プチゲームが出題される
→制限時間内にクリアする
→次のプチゲームが出題される
→(繰り返し)
の流れでゲームが進みます。
しかし実際にはこの短いスパンの中にするべきことは多く、詳しく書くと
プチゲームが出題される
→指示(「釣り上げろ!」とか)と画面から何をすればいいか考える
→考えた通り動く(「釣り竿のリールを巻く動作をする」とか)
→制限時間内にお題を達成するとクリア
→次のプチゲームが出る
→(繰り返し)
ということを行います。
この中の「何をすればいいか考える」と「考えた通り動く」はプチゲームの制限時間である最短5秒で行う必要があるので、瞬時に頭を回転させ、瞬時に体を動かすことが必要です。
このように説明をすると難しそうに感じるかもしれませんが、ここはゲームの利点が活かされていて、楽しみながら自然に達成できるように作られています。
本作を遊んでいると、瞬時に脳を回転させること、瞬発的に体を動かすことが自然と出来ます。
そのためちょっとした脳トレや運動をしたい人にも本作はオススメです。
パーティゲームとしてもオススメ
本作は前述の通り、ストーリーモードは1~2人、パーティモードは2~4人で楽しめます。
プチゲームは基本的に1人用に作られているので、ストーリーモードを2人で遊ぶ場合はプチゲームを交互に遊ぶことが多いです。
しかし一部(とはいっても少なくはない数)のプチゲームは2人用に内容が変更され、協力プレイになります。
例えばバッティング練習のようなプチゲームでは、1人プレイの場合はプレイヤーがバッターになりボールを打つ内容ですが、2人プレイの場合はピッチャーとバッターで役割が分かれ、片方のプレイヤーがボールを投げ、もう一方のプレイヤーがボールを打ち返すプチゲームに変わります。
このように2人用のゲームも用意されているため、ストーリーモードを2人で遊んでいる場合には協力している感があって楽しいです。
パーティモードには、ざっくり紹介すると下記のゲームが用意されています。
- ボードゲームのようなもの
- 他のプレイヤーがプチゲームを遊ぶ仕草を見て「いいね」で評価するもの
- それぞれ別画面でプチゲームをクリアしてゆき総合優勝を目指すもの
今まで紹介してきたゲーム内容とは異なる印象を持たれたと思いますがその通りでして、ストーリーモードとは異なる楽しみ方が用意されています。
パーティモードは種類は多くないですが、遊ぶたびに出題されるプチゲームが変わることや、ゲーム内・ゲーム外(※1)にアクシデントが発生することから毎回予想できない体験が出来るため、繰り返し楽しむことができます。
(※1…ゲーム外のアクシデントとは、例えば大事な場面で強いプレイヤーが苦手なプチゲームが出題される等。)
本作はパーティゲームとしての印象は少ないと思いますが、実際に遊んだ感想として、パーティゲームもちゃんと作りこまれており大変楽しめるゲームだと思いした。
気になった点
ボリュームが少ない
本作はボリュームが少なく、ストーリーモードの全ステージクリアなら2時間程度で達成できます。
クリア後も全プチゲームを開放する目標は残ると思いますが、それを含めてもボリュームは少ないです。
クリアしてもすぐ飽きるものではなく気が済むまで繰り返し楽しめる内容ではありますが、クリアだけを目的にしている人にはボリュームが少なく感じると思いますので、購入を検討される際にはご留意ください。
(なおメイドインワリオシリーズは他作品もボリュームが少ないです)
フォローを入れますが、ボリュームが少ない以外は本当に満足な作品です。
総合的な感想とまとめ
今回は「超おどる メイド イン ワリオ」を紹介しました。
筆者はWiiの「おどる メイド イン ワリオ」が大好きだったので、その続編が出ると知った時はとても期待しましたし、本作はその期待を大きく上回る面白い作品でした。
「メイド イン ワリオ」シリーズに馴染みが無い人にとっては、ワリオが主人公なところに抵抗ある人がいるかと推測しますが、それで購入を見送るには勿体ないくらいオススメのゲームです。
本作は遊べば面白さが分かると思うので、体験版が無いことがとても勿体ないと思っています。
本作をとても気に入っている筆者としては、もし本作に興味があれば少し思い切って購入いただけると嬉しく思います。
このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
コメント