【ゲーム紹介】「スプラトゥーン3」は、3Dシューティングが初めての人にもオススメできる作品

Nintendo Switch

アイキャッチ画像は公式サイト(https://www.nintendo.co.jp/switch/av5ja/index.html) より引用

前置き

Nintendo Switchソフト「スプラトゥーン3」(以下「本作」と記載)を紹介します。

本作には、オンライン対戦、オンライン協力、一人用モード、カードゲーム(ミニゲーム的なもの)、の計4つのモードが用意されているのですが、一人用モードの出来がかなり良く、3Dアクションまたは3Dシューティングが初めての人にこそ遊んでほしいゲームですので、そのことを中心とした紹介となります。

こんな人にオススメのゲームです
  • 友達とワイワイ楽しめるゲームを求めている人
  • 3D対戦シューティングが好きな人
  • やり込み甲斐のあるゲームを遊びたい人
  • 3Dアクションまたは3Dシューティングの練習になるゲームを探している人

製品情報

項目内容コメント
ゲーム名スプラトゥーン3
ハードウェアNintendo Switch
ジャンルTPS(サードパーソンシューティング)公式ジャンルは不明
プレイ人数オフライン:1人
ローカル通信:4~8人(モードによって異なる)
オンライン:4~8人(モードによって異なる)
公式HPこちら

ゲーム説明

概要

任天堂の大人気シリーズ「スプラトゥーン」の3作目の作品です。

知名度が極めて高いシリーズのためゲームの説明は不要かと思いますが簡単に説明すると、4対4のオンライン対戦がメインのアクションシューティングであり、撃った弾で地面や壁に色を塗ることができることが本シリーズの特徴です。バトルは、バトル終了時により多くの地面を塗れているチームが勝ちとなります。

なお注意点として、本作はオンライン要素を使ったゲームがメインであり、そのゲームを楽しむには Nintendo Switch Online(有料)に加入する必要があります。

モード紹介

本作では大きく分けて4つのモードを楽しむことが出来ます。

  • バトル(オンライン対戦)
  • サーモンラン(オンライン協力)
  • ヒーローモード(1人用モード。ストーリーを追いながらステージをクリアしてゆく内容)
  • ナワバトラー(スプラトゥーンの世界観を使ったカードゲーム)

このうち、バトル、サーモンラン、ヒーローモードの3つは、単体でも十分なボリュームがありますので、どれか1つのモード目当てに購入するのも問題なしだと思います。

それぞれのモードついて簡単に紹介します。

バトル(オンライン対戦)

バトルは4対4のチームで対戦する本作のメインとなるモードです。

オンラインでマッチングされた他のプレイヤーと4人1組をチームとし、制限時間内により多くの地面を塗ったチームが勝ちです。
地面を塗るだけでなく、相手チームのプレイヤーを撃つことで倒すこともできます。相手プレイヤーを倒した場合にはその周辺の地面が味方の色で塗られ、また、その相手プレイヤーは一定時間ゲームに参加できなくなるので対戦を有利にすることが出来ます。
相手プレイヤーを倒すことが大きく勝利に繋がりますが、対戦が苦手な場合には地面を塗っているだけでも味方チームに貢献できるため、他の対戦ゲームと比べると敷居は低いと思います。

公式の紹介ページはこちら

サーモンラン(オンライン協力)

サーモンランは4人で協力して金イクラを集めノルマ達成を目指すモードです。バトルとは異なり、これは完全に協力プレイのモードです。

金イクラを集めるにはオオモノシャケというボスのようなものを倒す必要があります。種類は11種類いて、特定のタイミングでしか倒せないとか、特定の場所を攻撃しないと倒せないとか、攻略法がそれぞれ異なります。
味方と協力しながらオオモノシャケを倒し、金イクラをノルマの数分集めることが目的です。

公式の紹介ページはこちら

ヒーローモード(1人用モード)

ヒーローモードは一人用モードです。ストーリーを追いながらステージをクリアしていく内容です。

このモードでは、基本操作から始まり徐々に難易度の高い操作を学ぶことができ、全ステージをクリアする頃にはバトルやサーモンランで一人前の働きが出来るようになっていると思います。

また、スプラトゥーンの世界設定が分かる資料が手に入るので、世界設定が気になる人にも遊んでもらいたいモードです。

公式の紹介ページはこちら

ナワバトラー(スプラトゥーンの世界観を使ったカードゲーム)

ナワバトラーは本作スプラトゥーン3から追加されたモードです。

内容は「バトル」モードをカードゲームにしたようなものです。
予め作成したデッキを使う形式であり、カードにはそれぞれ塗り範囲が設定されています。
カードを選択すると相手と同時にカードを公開し、ルールに従って盤面に色を塗っていきます。これを12ターン行い、最終的に塗った色の面積が多いプレイヤーが勝利となります。

なおこのモードは、当記事執筆時点でオンラインに対応しておらず、コンピューター戦のみです。

公式の紹介ページはこちら(ナワバトラーはリンク先の一番下です)

オススメポイント

1人用モードが素晴らしく、3Dアクション・3Dシューティングの基礎から難しい操作まで学ぶことが出来る

1人用モードはステージクリア型であり、基本的には各ステージに設定されたスタートからゴールまでを目指す内容です。

その内容はスプラトゥーンに限らず3Dゲームの基本操作や戦い方を学べるものでして、大まかな紹介となりますが次のように段階的にテクニックを学ぶことができます(順序はプレイの仕方によりますし、スキップも可能)。

  • ゲームの基本操作、移動、攻撃、カメラ操作
  • 雑魚敵との対戦
  • 一定時間敵の攻撃を避け続ける
  • 決められた弾数でステージクリアを目指す
  • 強い敵との対戦
  • 動く床から的を撃つ
  • 崩れる足場を飛び移りながら敵を倒してゴールを目指す

また、ストーリーやボス戦があり普通に3Dアクションゲームとして面白いので、モチベーションが保たれながら遊んでいる間に自然と3Dゲームの操作が上達する内容となっています。

流石に全くのゲーム初心者には難しいステージが多いと思いますが、それでもコツコツとステージを進めれば高い技術が身に付いていると思います。

対戦モードは流石の面白さ

本作のメインモードである対戦は、一番の人気モードだけあって流石の面白さです。

面白さの理由としては、他の対戦シューティングよりも視覚的に有利不利が分かりやすいことがその理由かと思います。

スプラトゥーンでは相手チームの色の地面の上では能力が極端に落ちるので、まず地面を塗り替えてから戦うことが大前提です。
これをプレイヤーの心理で考えると、味方チームの色の地面の場所では安心して行動でき、相手チームの色の地面があればそこは注意しないといけない(相手プレイヤーが近くにいるかもしれない)と、どこから気を引き締める必要があるか明確に分かります。

このように視覚的に「どこを注意しないといけないか」が分かりやすいので、対戦ゲームが初めてという人にも入門用としてオススメできる作品です。

対戦が苦手な人は協力モードだけでも楽しめる

本作のモードの1つ「サーモンラン」は、オンラインを使った4人協力プレイをし、箱庭的なステージに押し寄せてくる敵キャラ「シャケ」を倒し、金イクラをノルマの数ぶん集める内容です。

ルールは1つしかありませんが、敵やステージにランダム性があることや、プレイヤーの上達度に応じて難易度が上がることから、繰り返し遊んでも刺激が尽きず飽きないものとなっています。

「サーモンラン」だけでも長く楽しめる内容なので、対戦ゲームは苦手だけど協力ゲームは好きという人にも、スプラトゥーン3はオススメ出来ます。
なお、「サーモンラン」は「バトル」を数試合行うと解放されるモードなので、最初は「バトル」をする必要があります。ご注意ください。

気になった点

対戦モードは、前作と比べるとプレイヤースキルがより重要になった?

バトルモードにおいて、前作スプラトゥーン2では縦(相手陣地に向かう方向)にも横にもステージが広かったのですが、スプラトゥーン3では横が狭いステージが多く、相手陣地に進もうとすると相手プレイヤーと遭遇することが多くなったため、地面を塗ることよりも相手プレイヤーを倒すことの重要さが増した気がします。

そのためスプラトゥーン2と比べて3は、対人で勝てないと試合に勝てなくなった印象で、バトルモードの敷居が上がったように感じます。

個人的にはスプラトゥーン2のステージの方が好きだったのですが、いまやプレイヤーが多いのはスプラトゥーン3ですし、今から始めるならやはりスプラトゥーン3がオススメではあります。

総合的な感想とまとめ

今回は「スプラトゥーン3」を紹介しました。

スプラトゥーンと言えば対戦が有名ですが、協力モードと一人用モードも面白く、このソフト1本で3本分のゲームが楽しめます。
特に、当記事で紹介したように一人用モードがゲームの練習用としてとても良い出来でしたので、ゲームに慣れていない人にもオススメできます。

本作は発売後2年間はアップデートが続き、新たな武器やモードが追加されるとのことなので、長く楽しめるソフトになりそうです。

このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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