【ゲーム紹介】PlayStation 5のオススメソフト「Returnal(リターナル)」を紹介

PlayStation 5

アイキャッチ画像は https://www.playstation.com/ja-jp/games/returnal/ より引用

前置き

PlayStation 5ソフト「Returnal(リターナル)」(以下「本作」と記載)を紹介します。

こんな人にオススメのゲームです
  • TPSのゲームが好きな人。ローグライクに抵抗が無ければ尚良し。
  • 操作して気持ちいいゲームを遊びたい人。
  • PlayStation 5の性能を活かした面白いゲームを探している人。

製品情報

項目内容コメント
ゲーム名Returnal(リターナル)
ハードウェアPlayStation 5
ジャンルローグライクTPS
プレイ人数オフライン:1人
オンライン:2人(協力プレイ)
公式HPこちら

ゲーム説明

概要

PlayStation 5ソフト「Returnal」はローグライクとTPSを合わせた作品です。

移動や戦闘はTPSのシステムで行われます。
ローグライクの要素としては、遊ぶたびにマップや敵の配置がランダムに換わること、そして、ゲームオーバーになると今まで集めたお金やアイテムがリセットされるシステムがあります。

TPSとして操作しているだけで気持ち良いゲームであること、そして、ローグライクなのでハマると無限に遊べるゲームとなっています。

また、本作は PlayStation 5 特有の機能である、ハプティックフィードバック、アダプティブトリガー(詳細はこちら)を活用しているので、PlayStation 5ならではの新しいゲーム体験を得られます。

ストーリー

主人公である宇宙飛行士の「セレーネ」は、宇宙で見つけた”白い影”を追っているときに事故に遭い、謎の惑星“アトロポス”に墜落します。

アトロポスから脱出するため探索を始めたセレーネ。しかしアトロポスには異形の怪物がおり、セレーネを襲います。そして怪物によりセレーネが命を落としたその瞬間、何故かセレーネはアトロポスに墜落した時間に戻ります。

死んでも抜け出すことができない惑星アトロポスから脱出する術を見つけるため、セレーネは惑星の探索を続けます。

システム

本作はローグライクとTPSを合わせた作品です。

まずTPSとは三人称視点シューティングゲームのことで、バイオハザードの4~6、地球防衛軍シリーズ、スプラトゥーンシリーズのように、操作キャラクターの後ろからの視点で進行するシューティングゲームのことです。

画面左下の背中が映っているキャラクターが操作キャラクター。画面はこのように、よくあるTPS。

ローグライクとは、風来のシレンなどの「不思議のダンジョン」シリーズのように、遊ぶたびにマップや敵の配置が変わることと、上げたレベルや拾ったアイテムは死ぬと全てリセットされることが特徴であるジャンルです。

マップがどのように変わるかの説明のため、次の2つの画像を用意しました。
これらは同じステージの異なる周回のマップです。中央少し下の黄色いアイコンがスタート地点なのですが、スタート地点より先(地図の上側)が全然違うマップであることが分かると思います。

地図その1
地図その2

本作は、操作や戦闘はTPSで、ランダム生成されるマップを進み、ゲームオーバーになるとそれまで集めた経験値やアイテムがリセットされるシステムとなっています。

ただし、次に紹介するものはゲームオーバーになっても引き継がれます。

  • 恒久装備:ゲーム進行に伴うイベントや大ボスを倒した時に手に入るもので、今まで行けなかった場所に移動できるといった、移動範囲を広げるものが殆どです。行けなかった場所に行けるようになることで、オボライト(本作の主となる通貨)や回復アイテムの入手の機会が増えるので攻略が楽になっていきます。
  • 武器のスキルの開放状況:本作の武器にはスキルがついていて、武器を使い込むほどに解放されます。使い込み度はゲームオーバーになってもリセットされないので、武器は繰り返し遊ぶたびに徐々に強くなっていきます。
  • エーテル:本作の通貨の1つであり、消費することでオボライトやアイテムを入手できます。ゲームオーバーになってもエーテルの所持数はリセットされないので、死にながらエーテルを溜めて、調子が良い時に一気に使うといった攻略法も出来ます。

上記のようにゲームオーバーになっても引き継がれる要素はそこそこ大きいので、ローグライクと言っても、主人公の基本能力は遊ぶたびに徐々に高まっていきます。

なお難易度はローグライク寄りであり、何度もゲームオーバーになりながら強いアイテムが入手できる周回でゲームクリアを狙うようなゲームバランスになっています。
最初のボスに辿り着くまでにも何度もゲームオーバーになると思いますが、この難易度の高さはローグライクゆえのものです。

オススメポイント

ローグライクとTPSの良いところ取りの面白さ

本作は前述の「システム」にも記載した通り、ローグライクとTPSの両方のシステムを併せ持ったゲームです。
実際に遊んだ感想として、ローグライクとTPSの両方の良さが上手く融合していて、ローグライク好きな人にも、TPS好きな人にも、どちらにもオススメできる作品だと感じました。

また、本作は他のTPSと比べると主人公がかなり機敏に動くので、操作していてとても気持ちいいです。そのためアクションゲーム好きの人にもオススメできる作品だと思います。

ランダム性が強いからこそ、キャラクターを強く育成できた時の爽快感が最高

本作には多数のアイテムが登場し、ゲーム中に入手できるアイテムは遊ぶたびにランダムに変わるのですが、強いアイテムを多数入手できた場合には操作キャラクターがとても強くなり爽快なゲームとなります。

また、アイテムには他のアイテムと同時に所有することでシナジー(相乗効果)を発揮するものがあり、より極端に操作キャラクターが強くなるので爽快感が更に増します

次の動画は、「弾を1発撃つごとにリロードが発生する」という武器と、「リロードに成功すると近くの敵2体に必中の攻撃を飛ばす」という装備が揃った状態なのですが、このシナジーで弾を1発撃つごとに敵2体に必中の攻撃が飛ぶので、かなり強くなった場面です。

時間をかければキャラクターが強くなるゲームとは異なり、ランダム性が強い中で稀に強いキャラクターが育つゲームだからこそ、強くなった時の爽快感が一段と大きく気持ちよくなれるゲームです。

PlayStation 5の様々な機能を活用

本作は、当記事執筆時点では数少ない PlayStation 5 専用に開発されたソフトです。
そのため PlayStasion 5 の様々な機能が活用されています

まずハプティックフィードバック。これはコントローラーの振動がより繊細になった機能でして、本作では、銃の発射の衝撃、大きな扉が開く振動、雨粒に当たる感触など、細かな振動を味わうことが出来ます。

次にアダプティブトリガー。これはコントローラーのL2・R2ボタンが、ゲームの場面に応じて硬さが変わる機能です。L2・R2ボタンの全体の硬さが変わるだけでなくて、ボタンの中間地点までは柔らかく、それ以降は硬くなるといった使われ方もあります。
本作ではL2ボタンで上手く使われています。L2ボタンは、軽く押し込むと照準がONになり敵を狙いやすくなり、L2ボタンを強く押し込むと”セカンダリ”という強い攻撃を行うことが出来ます。
L2ボタンを軽く押すか強く押すかは全然違和感なく行えるため、アダプティブトリガーを上手く有効活用しているなと思いました。

更に、PlayStation 5からの新機能ではありませんが、コントローラーのスピーカーが多く活用されていることも特徴です。アイテムの獲得音、ゲーム内のシステム起動音などはコントローラーのスピーカーから音が出るため、サラウンドスピーカーを使っているかのようによりゲームの世界に没入することが出来ます。

他のゲーム機ではここまでの機能はないので、本作はPlayStation 5を持っているなら是非遊んでもらいたい作品です。

感情が非常に揺さぶられる世界観

本作のストーリーは、惑星アトロポスに墜落した主人公セレーネが、死んでも死んでもアトロポスに墜落した時間に戻されるという、とても奇妙な内容です。
そしてゲームを進めていくと、更に奇妙な体験や、残酷なことが起き、かなり感情を揺さぶられます。

筆者はストーリー重視のゲームも数多く遊んできましたが、そのようなゲームと比べても本作はかなり感情が揺さぶられたゲームでした。
そのため奇妙なストーリーが好きな人にもオススメできる作品です。

気になった点

ジャンルはホラーではないが、ホラー要素あり

本作はホラーゲームでは無いのにホラー要素があります。さすがに本物のホラーゲームほどは怖くないにしても、ホラーゲームが苦手な人はコントローラーを投げたくなるほどの内容です。
ホラー要素は、真っ暗な家の中を一人称視点で歩くもので、「バイオハザード7」や「P.T.」的な怖さがあります。

ホラーゲームが苦手な人は、本作を購入されるならご注意ください。

ストーリーを理解するにはプレイヤーの想像力が必要

これについては多少ネタバレが含まれてしまいますが、本作を語るうえでどうしても避けられないポイントなので、極力ネタバレを抑えて記載させていただきます。それでもネタバレを気にされる方はこの下の文章は飛ばしてください。

 

 

本作のストーリーがかなり難解なだけでなく、敵やアイテムの説明文も難解で意味深な文章が登場するため、遊べば遊ぶほど謎が深まる内容です。
しかしこれらの謎はゲーム内で解明されることが殆どなく、謎のまま終わるものばかりです。

何となく雰囲気でストーリーを楽しめる人であればいいのですが、ストーリーをしっかり理解したいという人には、ストーリーが難解すぎるのでオススメしづらい作品です。

総合的な感想とまとめ

今回は PlayStation 5ソフト「Returnal(リターナル)」を紹介しました。

本作は筆者のゲームの好みにバッチリはまったゲームでして、普段は1本のゲームをそこまでやりこむことはないのですが、プラチナトロフィーを取ろうと頑張っているところです。

ただ、ゲームの趣味嗜好に関係なく、かなり完成度の高いゲームだと思いますし、PlayStation 5でしか遊べない面白いゲームを探しているのでしたら、とてもオススメできるソフトです。
本作は PlayStation Plus のフリープレイに入っていまして、最安なら1,300円で1か月間遊ぶことが出来ます。本作が気になった人は、まず PlayStation Plus に加入して遊んでみてはいかがでしょうか。

このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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