前置き
ゲームボーイアドバンスのオススメRPGソフト「黄金の太陽 開かれし封印」について紹介します。
スペック
項目 | 内容 |
ゲーム名 | 黄金の太陽 開かれし封印 |
ハードウェア | ゲームボーイアドバンス |
ジャンル | RPG |
プレイ人数 | 1人(対戦モードのみ2人) |
公式HP | こちら |
簡単なゲーム説明
本作は現時点で3作続く「黄金の太陽」シリーズの第1作です。
「黄金の太陽」シリーズはとてもオーソドックスなターン制のRPGをベースに、「ジン」というシンプルながら奥の深いシステムが搭載されたゲームです(「ジン」については「オススメポイント」で紹介します)。
なお本作「黄金の太陽 開かれし封印」は、その続編「黄金の太陽 失われし時代」があって完成する内容となっていますため、もし「開かれし封印」を遊ばれる場合には「失われし時代」 も続けて遊ばれるつもりをされた方がいいです。
オススメポイント
精霊「ジン」のシステム
「ジン」とは本作に登場する精霊の総称です。
本作には20を超えるジンを手に入れることができ、手に入れたジンはキャラクターに装着することが出来ます。
装着することにより、ジンが持つ固有スキルを戦闘で使用できることや、装着したジンの数や組み合わせによりキャラクターのクラス(他のRPGでいう職業のようなもの)が変ることで、ステータスや使用可能な技が変わります。
ジン装着の組み合わせにより、戦闘寄りのキャラクターや回復寄りのキャラクターなどを簡単に切り替えられるため、プレイヤーの戦略を考える楽しみを与えてくれます。
特徴的なグラフィック
ゲームボーイアドバンス初期にグラフィックをウリとされた本作は、確かに当時の携帯ゲーム機とは思えない綺麗なグラフィックを実現していました。
そのグラフィックが今も通用するかというと、さすがにプレイステーション5が発売している現代では誰しもが綺麗と思えるグラフィックではありませんが、グラフィックの特徴として粒子が飛び散るエフェクトが多く、そのようなグラフィックが好きな人には今でも綺麗と感じられるグラフィックだと思います。
美しいBGM
BGMが全体的に素晴らしいもので、特に通常戦闘BGMとボス戦BGMは今でもとても人気のある曲です。
本作をプレイしていた当時、私はゲームミュージックにそれほど意識を向けることは無かったのですが、そんな私でも本作は戦闘BGMが凄く良いと感じ、そのBGMを聞きたいがために戦闘をするくらいでした。
なお本作のBGMは桜庭統さんが担当されています。桜庭統さんは数多くのゲームミュージックを手掛けている方であり、代表作は「テイルズオブオブ」シリーズや「スターオーシャン」シリーズがあります。個人的には、桜庭統さんが作曲するゲームミュージックの中でも「黄金の太陽」シリーズのBGMはとても好きな部類に入ります。
シンプルだからこそ飽きがこない戦闘システム
本作の戦闘システムはドラゴンクエストに代表されるターン制であり、RPGとしてはとてもオーソドックスなものです。シンプルだからこそか、既に4周ほど本作をクリアしていますが、今でも時間があれば遊びたいと思うくらい飽きが来ていないです。
また本作は戦闘のテンポがとてもよく全然ストレスが無いです。このような部分も、今なお楽しめる要因だなと思います。
気になった点
テキストが不評
キャラクター同士の会話について、回りくどい言い方や、突如性格が変わったかのような発言があったりして、真剣にストーリーを追おうとしている人からすると冷めてしまう場面が多いかもしれません。
私個人的にはRPGにストーリー性を全然重視していないので気にならなかったのですが、世間的にはテキストの不評さが目立つのでここでも紹介しました。
ストーリーが急に終わる
若干ネタバレになりますが、本作はこの説明が無いと「購入注意」なゲームになるので説明させてもらいます。
本作「開かれし封印」は、冒険の途中でエンディングを迎えてしまいます。ゲームとしては大ボスを倒すので「ここで終わるな」というのは感じられますが、ストーリーは中途半端という感じです。
これは、その直後からのストーリーが続編の「失われし時代」であるためです。
本作だけでも楽しめる内容ではありますが、続編ではストーリーが完結するほかにも、システム面に大きな磨きがかかっていますので、是非続編も含めて遊んでいただきたいと思います。
まとめ
ゲームボーイアドバンスソフト「黄金の太陽 開かれし封印」を紹介しました。
本作は戦闘のシステム、グラフィック、BGMがとても高水準だと感じていますので、面白いRPGを探している方には是非遊んでいただきたい作品です。
このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。
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