【ゲーム紹介】「魂斗羅デュアルスピリッツ」はシリーズの良さを存分の活かした硬派アクションゲーム

ニンテンドーDS

アイキャッチ画像は公式サイトより引用

前置き

ニンテンドーDSソフト「魂斗羅デュアルスピリッツ」(以下「本作」と記載)を紹介します。

こんな人にオススメのゲームです
  • 魂斗羅シリーズが好きな人
  • 2Dアクションゲームが好きな人

製品情報

項目内容コメント
ゲーム名魂斗羅デュアルスピリッツ
ハードウェアニンテンドーDS
ジャンルアクション
プレイ人数1-2人2人プレイ時は人数分のソフトと本体が必要
公式HP公式サイトは閉鎖しているため、任天堂HP上のページを掲載します。
こちら

ゲーム説明

概要

本作は、アーケードやファミコン時代から続くアクションゲーム「魂斗羅」シリーズのニンテンドーDS作品です。

ストーリー

過去のシリーズから敵対しているエイリアン達が再び人類への侵略攻撃を開始。
圧倒的な力をもつエイリアン達を前に人類は抵抗できず世界は占拠されます。
そのような世界の中、エイリアンに対抗するため地上最強の戦士「魂斗羅」が立ち上がります。

なおタイトルにもある「魂斗羅」は次の意味です。

“魂斗羅”とは、熱き斗魂と遊撃戦術の素質を先天的に合わせ持つ最強の闘志の呼称である。

本作説明書より引用

システム

横スクロールアクションゲームであり、銃による攻撃とジャンプを駆使してステージクリアを目指します。
なおステージによって、横スクロールの「サイドビューステージ」、画面奥に進むシステムの「フロントビューステージ」がありますが、遊ぶ感覚にはさほど違いは無いので詳しい説明は割愛します。

魂斗羅シリーズの中での本作の特徴として、DSの2画面を同時に使う大画面のアクションゲームを楽しむことができます。

引用元:https://www.nintendo.co.jp/ds/software/yctj/ss02.html

オススメポイント

古き良き硬派アクションゲーム

本作の難易度はファミコンやスーパーファミコンのゲームを思い出すようなシビアな難易度です。
しかし、ただ難しいのではなく、プレイヤーの腕の上達が徐々に感じられる素晴らしい難易度に調整されています。

例えば、最初は歩いてくるだけの敵の対処にも苦労しますが、慣れてくると無視してよい敵が分かるようになり必要最低限の敵だけ倒して進めるようになることや、何度も遊んでいるうちに優先して倒すべき敵が自然と分かってきたりして、自然と攻略パターンが身に付いてきます。

また本作の特徴として、3つ用意されている難易度のうち最も簡単な難易度のEASYモードではゲームの途中までしか遊ぶことができず、全ステージを遊ぶならNORMAL以上の何度で遊ぶ必要があります。
加えて本作にはコンティニュー制限があるため、ある程度上達しないとエンディングにたどり着けないのですが、だからこそエンディングにたどり着いた時の達成感が一層高まります。

もし本作を遊ばれる場合には、是非エンディングまで遊んでいただきたいです。

ニンテンドーDSの2画面をうまく活用している

ニンテンドーDSで発売されたソフトの殆どは、2画面使っているといってもメイン画面は片方だけで、もう一方はサブ画面として使っているゲームが多い印象です。
しかし本作はどちらがメイン・サブというのではなく2画面両方をメイン画面として利用しています。

これが魂斗羅ととても相性が良く、魂斗羅シリーズには昔から上下に広いステージや大型のボスがありましたが、DSの上下2画面を活用することで、上下に広いステージはより広い範囲が見えるようになり、大型のボスは従来シリーズよりも更に大きなものが登場するようになって、更に面白い魂斗羅になったと感じます。

筆者はニンテンドーDSのソフトを数多く遊びましたが、その中でも本作はDSをかなりうまく活用したゲームだと感じました。

チャレンジモードをクリアすると解放される特典が豪華

本作には「チャレンジ」というモードがあります。

これはメインモード(ここまで説明してきている普通の横スクロールアクション)の一部のエリアを抜き出し、そのエリアを与えられた条件でクリアするというものでして、数十個のチャレンジが用意されています。

このモード自体も面白いものですが、チャレンジをクリアしていくと解禁される特典がかなり豪華なものとなっています。

特に豪華なものとして、「魂斗羅」と「スーパー魂斗羅」が丸ごと遊べるようになるというものがあり、これらを解禁すると本作1本で3本の魂斗羅が楽しめることになります。

「魂斗羅」と「スーパー魂斗羅」は魂斗羅シリーズ初期の2作品でして、本作「魂斗羅デュアルスピリッツ」を遊んで魂斗羅シリーズに興味を持ったときに、同じソフトで初期の2作品も楽しめるというのはとても素晴らしい特典だと感じます

気になった点

画面を広く見渡しきれないため、視角外から攻撃がくる

2画面をフルに活用した弊害となりますが、例えば操作キャラクターが上画面にいる場合に、プレイヤーの視角が下画面まで及ばないため、下画面からの敵の攻撃に気付かないまま被弾してしまうという場面があります。

例えば下図では上画面の中央上に操作キャラクターがいるのですが、操作キャラクターを見ていると下画面の敵2体(中央下と右下にいるのが敵)が目に入らないと思います。

引用元:https://www.nintendo.co.jp/ds/software/yctj/ss01.html

ゲームに慣れてくると広い範囲を注意できるようになるのでこの問題は避けられるのですが、慣れるまで(ゲームを初めて30分くらい?)はストレスを感じてしまうと思います。

総合的な感想とまとめ

今回は「魂斗羅デュアルスピリッツ」を紹介しました。

テレビゲームは時代が進むにつれて、より多くの人がエンディングまで辿り着けるよう徐々に難易度が優しくなっていき、ニンテンドーDS時代にはかなり多くのゲームが優しい難易度だったと記憶しています。

しかし本作は高難易度かつコンティニュー制限ありの厳しいゲームであり、人を選ぶゲームではあると思いますが、シリーズファンとしては魂斗羅シリーズの良さを突き通していてとても好印象でした。

魂斗羅シリーズを遊んだことが無い人であっても、本作は単純に2Dアクションゲームとして大変クオリティが高いため、やりがいある2Dアクションゲームを求めている人には楽しんでもらえる作品だと思います。

このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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