【ゲーム紹介】「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」は万人にオススメできる名作

Nintendo Switch

アイキャッチ画像は https://www.pokemon.co.jp/ex/sv/ja/lineup/ より引用

前置き

Nintendo Switchソフト「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」(以下「本作」)について、私が遊んだ感想を紹介します。
主に、本作の購入を悩まれている方に向けた情報を記載しますので参考になりましたら幸いです。
なお当記事はネタバレ無しです。

こんな人にオススメのゲームです
  • 幅広い年齢層にオススメ
  • ゲームに慣れている人、慣れていない人どちらにもオススメ

本作の購入を検討される際の注意点として、3D酔いする人がいるゲームなので酔いやすい人は注意してください。

製品情報

項目内容コメント
ゲーム名ポケットモンスター スカーレット
ポケットモンスター バイオレット
ハードウェアNintendo Switch
ジャンルRPG
プレイ人数1~4人
(人数分のソフトと本体が必要)
公式HPこちら

ゲーム説明

概要

本作はポケットモンスター(以下「ポケモン」)の本編シリーズ第9作目の作品です。

今さら敢えて説明するまでもないかもしれませんが、ポケモンシリーズは登場するモンスターを捕まえて育てて戦闘することや、ポケモン図鑑を完成させることが主な目的のゲームです。

本作はオープンワールドになったため、広大な世界を自由に探索する楽しさもあります。

オープンワールドなので見えている場所は全部行ける場所。この画像では世界のほんの一部しか見えておらず、実際に遊べる世界はもっと広大です。

ストーリー

公式サイトより一部抜粋して掲載します

まだ見ぬポケモンたちや冒険を彩る登場人物と出会いながら、3つの大きな物語を紡いでいきましょう。
各地のジムを巡ってチャンピオンを目指す、『ポケットモンスター』シリーズおなじみのストーリーも本作では、決められた順路なく、自分がチャレンジしたいジムに自由に行くことができます。さらに、チャンピオンを目指すストーリーだけではなく、2つの大きな物語があり、その物語の中では、ジムチャレンジのように、多くの使命や試練が主人公を待ち受けています。一体どんな物語があるのか、明らかになるその日まで楽しみにお待ちください。

https://www.pokemon.co.jp/ex/sv/ja/story/220803_06/

システム

有名シリーズのため今さら説明する必要はないかもしれませんが、ポケモンシリーズはドラクエシリーズのようなターン制の戦闘システムを採用したRPGであり、登場するモンスター全てを捕まえることができるので、自分好みのポケモンを集めてゲームを進められることが特徴です。

前作と比べた本作の大きな変更点として、オープンワールドのゲームになりました。オープンワールドとは次のようなゲームを指します。

移動的制限の無い、プレイヤーが自由に探索し、目的に到達できるように環境設計されたコンピュータゲーム

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89

加えて、従来のシリーズでは決められた順番で世界を回ってゲームを進めていく内容でしたが、本作はプレイヤーの好きな順番で世界を回りゲームを進めることができます
とはいっても、地域によって登場するポケモンの強さが決まっており、ポケモンが弱い地域から順番に攻略するのが効率が良いため、厳しい目で見ると完全に自由とは言えないかもしれません。
しかし攻略順序を決めるのはプレイヤーなので、前作までのように決められたレールに沿って遊んでいる感覚はありませんでした。

他の本作の特徴としては、3つの大きなストーリーがあります
内容は次の通りです。

チャンピオンロード従来のシリーズにもある、8人のジムリーダー(ボス敵のようなもの)への勝利を目的としたストーリー。
スターダスト★ストリート学校のやんちゃな生徒たちが結成した「スター団」に勝負を挑むストーリー。
ポケモンが自動的に戦ってくれる新システム「レッツゴー」を使ったバトルも行います
レジェンドルートポケモンを元気にする健康料理に必要な「秘伝スパイス」を集めるストーリー。
秘伝スパイスを守る大型なポケモンとバトルをします。

ストーリーも進める順番が自由で、3つのストーリーを平均的に進めてもいいですし、どれか1つを集中して進めてもいいです。

ここまでで紹介したように、本作はかなり自由度が高く、遊んだプレイヤーそれぞれが自分だけの思い出に残る体験が出来ると思います

オススメポイント

ポケモンとオープンワールドの相性がとても良い

前述しておりますが、前作と比べた本作の大きな変更点としてオープンワールドが採用されました。
筆者は従来からポケモンシリーズが好きだったのでこの大きな変更には不安があったのですが、実際に遊んだ感想としてはポケモンとオープンワールドの相性がとても良いと感じました。

まず一般的なオープンワールドの醍醐味に、自由に世界を探索する楽しさがあります。
これは本作でも十分味わうことができ、平原、洞窟、砂漠、雪山、海など、様々な地域やそこに暮らすポケモン発見する楽しさがあります。
また、一般的なオープンワールドと同様に遠くの景色まで見渡すことができるので、例えば山頂からは遠くを眺めて「あの場所には何があるのだろう」と気になって探索に没頭することも多々ありました。

また、ポケモンとオープンワールドが組み合わさった良さとして、各所に様々なポケモンが生息しているので色んなポケモンと出会うことができ、そして捕まえたいと思える良さがあります。
例えば前作(ソード・シールド)では、フィールド上にポケモンが見えているとはいえ少しずつしか登場しないので、新しいポケモンや珍しいポケモンに出逢う喜びが少なかったように思います。
一方本作は、フィールド上に多くのポケモンが見えているので、ただ移動しているだけでも多くのポケモンに出逢うことができます。
ストーリーを進めているときには新しいポケモンやまだ捕まえたことのないポケモンが次々に登場するので、「せっかく出会えたなら捕まえたい」と思い様々なポケモンを捕まえてしまいました。
筆者は従来のシリーズであれば最初に決めた6体以外はあまり使わずストーリーをクリアしていたのですが、本作は次々とポケモンを捕まえたくなる内容だったので、珍しく手持ちポケモンの入れ替えが多かったです。そのくらい、オープンワールドになったことで様々なポケモンを捕まえたいと思えるようになりました。

このように、各所でポケモンが沢山登場。

オープンワールドになることに不安を持つ方がいらっしゃるかもしれませんが、筆者的にはオープンワールドになって正解だったと思います。

新システム「レッツゴー」と「おまかせバトル」のおかげでストレスが少なく、今まで以上に人に勧めやすい

新システム「レッツゴー」とは、手持ちポケモン1匹をフィールド上に出せるシステムです。
フィールド上に出しているポケモンは、フィールド上の野生ポケモンと「おまかせバトル」により自動的に戦闘をします。
「おまかせバトル」は一瞬で終わるので、野生ポケモンが密集している場所で使うと次々とポケモンを倒し経験値を稼いでくれます。

「おまかせバトル」でニャオハとコダックが戦っている場面。勝負は一瞬で終わります。「おまかせバトル」中でも主人公は自由に動けます。

この「レッツゴー」と「おまかせバトル」によって、より遊びやすくなったと思います。
というのは前作までは戦闘は、敵との遭遇、手持ちポケモン登場、コマンド入力、ダメージ計算、などと様々なステップが行われ時間が掛かるものでした、
それが「おまかせバトル」により、ポケモンを出して歩いているだけで勝手にポケモンに勝利しているので、プレイヤーが感じるストレスは何もありません。

なお「おまかせバトル」で得られる経験値は、従来の戦闘システムで戦った時よりも減ります。効率を考えるなら従来の戦闘システムで戦った方が良いのですが、ストレス無しでレベル上げをしたいなら「おまかせバトル」は十分活用できるシステムです。

従来の戦闘システムは悪く言うとファミコン時代からあるような「古いシステム」なので最近のゲームに慣れている人には勧めずらかったのですが、「レッツゴー」と「おまかせバトル」のおかげで更に幅広い人が楽しめる作品になったと思います。

遊び方は無限。いつまでも遊べるゲーム

本作の主な目的は、3つのストーリーをクリアすること、ポケモン図鑑を埋めることです。
しかしそれ以外にもプレイヤー次第でいくらでも遊び方があります。

用意されているシステムで言うと、ネット対戦を極めようとしても良いですし、ひたすらレイドバトルを遊んでも良いです。他にも、プレイヤーの分身である主人公にオシャレさせてみたり、世界の絶景を探す楽しさもあります。

適当に撮影した風景。高い所に登って世界を眺めているだけでも楽しい

このように多くの遊び方があり、自分で遊びを見つけられる人は無限に遊べる作品だと思います。

気になった点

処理落ちする場面が多い

本作はかなり処理が重たいようで、処理落ち(動作がスローになったりすること)する場面が多いです。
雨や雪が降る場面ではほぼ処理落ちしますし、そんな目立った演出が無い場面でも処理落ちすることがたまにあります。

処理落ちしてもゲームは問題なく進められる程度ですが、こういったゲームの質が気になる人は予めご留意ください。

総合的な感想とまとめ

今回は「ポケットモンスター スカーレット・バイオレット」を紹介しました。

筆者はポケモンを初代からずっと遊んできています。
従来のポケモンシリーズは、どれだけ人気シリーズと言っても特定の部分に不満があったりして万人には勧めづらい印象でして、例えば「世界観重視ならサンムーン」だとか「ポケモントレーナーが好きならソードシールド」だとか、目的に応じて勧める作品を分けていました。
しかし本作は全てが良く、更には「レッツゴー」と「おまかせバトル」のようにより遊びやすくする要素が追加されたため、初めて万人にオススメできるポケモンが登場し印象です

もとからポケモンシリーズが好きな人にはもちろん、話題作だから気になっている人や、友達に勧められて気になっているような人にも、とてもオススメできる作品です。

このゲーム紹介が誰かの役に立ちましたら嬉しく思います。

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